闇営業の宮迫博之さん
いまだ収束を見せていない宮迫博之さんの闇営業問題。
先日、
7/13日、吉本興業は謹慎処分を受けた13人が受け取っていた金銭並びに、13人が税務修正報告を行ったことを発表した。同時に7月12日付で、NPO法人消費者スマイル基金、NPO法人消費者機構日本に各150万円を寄付したことと、宮迫、田村亮が自ら寄付先を選定し、7月13日までに公益社団法人全国被害者支援ネットワークへ寄付を行った発表した[16]。
wikipdedia お笑い芸人による闇営業問題
と、新たな展開がありました。
今回の件は、 ざっと時系列を追っただけでも
ポイントがいくつかあると思います。
- 1事務所を通さずに直に営業を行っていたこと
- 2その闇営業先の相手が反社会的組織だったこと
- 3上記の事実が露見したこと
- 4露見を受けて、芸人仲間?先輩?から助言を得ていた(様子)がそれに沿う行動をとらなかったこと
- 5金銭を受け取っていたにもかかわらず受け取っていないと表明したこと
- 6金銭を受け取っていたことが判明したあとも公明正大に謝らなかったこと
- 7所属会社から金銭の額が発表されたあとも、静観していること。
上記で、
1の闇営業については、
ギャラの点で、闇営業に頼らざるを得ない、芸人と事務所との関係性。
2の反社会的勢力に対することという点は、そもそも社会的に問題外。
ですので、今回の論点からは外したいと思います。
ただ前提という観点からは外せないことなので、おいておきます。
収束しない原因
宮迫さんの件がいまだに収束の方向に向かないのは、3以降の彼の行動によるものと思います。
日本人は一般的に言われているように優しい人が多く、情状酌量という感情をある程度は持っていると思います。
ただしこの情状酌量というものは、その当事者がある程度真摯な対応をとったばあいに認められる、発生する感情と思います。
宮迫さんは3以降、真摯な対応ができていない。
問題に正面からぶつかっていない。
そう見えます。
一般の会社の場合であれば・・
一般の会社で同様のことがあるとすれば、クレーム対応です。
お客様からクレームが有った場合は、
・お客様の言い分を聞く
・会社に非があればその点は謝罪する
・その時点で自社のできることを伝える、改善点があれば、それも伝える
どれだけ真摯に対応してもお客様はさらなる要求をしてくるかもしれない、
そのまま謝意を示して去っていかれるかもしれない。
それはわかりません。
ただ対応を真摯に行うことによって、活路が開けることが多いことも事実です。
人は感情によって行動する生き物ですし、
利便を害されたお客様はより感情的になっています。
会社はそのお客様の感情に寄り添うような形で、対応する必要がある
と思っています。
クレーム対応は時間をあければあけるほど、
対応が難しくなります。
お客様の感情がだんだん固まってきて、
ほぐすのが難しくなるからです。
オフホワイト発言と同じ?
今回の宮迫さんの対応で、問題が収束していないのは、
宮迫さんご自身が彼のお客様の感情を読み切れていないことに
よるものでしょう。
前回のオフホワイト発言で、逃げ切れたのが良くなかった、とは
ダウンタウン松本さんの発言ですが、まさにそのとおりと思います。
宮迫さんは今回の件も、オフホワイト発言のように逃げ切るつもりで
いるのかもしれません。
ただ、今回の件は、前回とは違って、2の問題が前提にあるということを
忘れているのかもしれませんね。
この点において、オフホワイトのような発言・態度は
世間に受け入れられにくいでしょう。
今後の動向は
この問題は、授受問題、金額も確定した今、事実として
これ以上の進展はないと思います。
宮迫さんは動くとしたら今でしょう。
ただ
人の噂も七十五日
と思っていらっしゃるのかもしれませんが。
復帰はあるのか?禊はすんだのか?
宮迫さんは、苦労人で、後輩芸人への気配りもできる方ということです。
実際吉本芸人の中であれだけ有名人になられたのだから、人として、芸人として
とても魅力のある方なのでしょう。
今は謹慎ということになっていて、復帰も
事務所に預けている形なのでしょう。
事務所も世間の動向をはかっているようです。
ただ、宮迫さんのお客様は、彼に向き合ってもらっていないと
思っていると思いますので、復帰されることになったときには、
まず、お客様に向けて真摯に対応をして欲しいですね。
最後までお読みくださりありがとうございました。