松本穂香さん。女優さんです。先日、【この世界の片隅に】というアニメ映画を見ました。アニメでの主人公のすずさんの声はのんさんでした。のんさん演じるすずさんがいってみれば、はまりすぎていて、他の女優さんがやることにすごく不安があったのですが、それは杞憂に終わりました。終わってみれば、松本穂香さんのすずさんは、とても素晴らしかった。松本穂香さんについて調べてみました。
松本穂香のプロフィール
まつもと ほのか
松本 穂香
生年月日 1997年2月5日(22歳)
出身地 日本 大阪府堺市
身長 162 cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル テレビドラマ・映画
活動期間 2015年 –
事務所 フラーム
Wikipedia
松本穂香さんは、高校時代は演劇部に所属し、連続テレビ小説「あまちゃん」をみて女優を志したそうです。
「お芝居が好きで、演劇部に所属していました。そのとき、朝ドラ『あまちゃん』にハマったんです。あの世界観が大好きで、“あまちゃんの中の人になりたい!”って本気で思っていました」
週刊女性PRIME 松本穂香「“あまちゃんの中の人になりたい”って思った」
松本穂香さんの言う、あまちゃんの中の人が、主人公を指しているのかどうかはちょっとこの文面では分かりません。
ただ、あまちゃんの主人公を演じたのは、当時の能年玲奈さん、現在ののんさんです。のんさんは、アニメ映画【この世界の片隅に】の主人公すずさんの声を担当しました。
なんとも不思議なご縁を感じます。
松本穂香さんが芸能界を目指すきっかけになった人が、同じ物語で同じ役を演じているのです。
ドラマ【この世界の片隅に】での松本穂香
演技はとても好感が持てました。映画版よりももっとすずさんは天然感が増していました。
とぼけた感じとか。
これはどうやら松本穂香さんの素のようです。
佐野プロデューサーによると、起用の決め手は松本の素の部分がすずに近かったところが大きいという。「オーディションは5回ほど行ったのですが、1回目の時はすごくよかったんです。でも2回目の時にアクシデントがあって。前髪をとめるピンを探していたようなんですが、カバンをひっくり返してしまい、結局ピンは見つからず、そのままオーディションに臨むハメに……。あと、さつまいもが好きだという話をし始めたと思ったら、さつまいもの品種にまで至って、一体これは何のアピールなんだろう……と(笑)。そのむらというか、ちょっと抜けた感じがすずに通じると思いました」
シネマトゥデイ 「この世界の片隅に」松本穂香ヒロイン抜擢の理由
物語の中のすずさんは、とても優しく思いやりのある女性で、深いところに芯の強いところを持ちながら、客観的に見れば苦しい状況の中でも、前向きに生きていこうとするひとです。
それを松本穂香さんは演技で充分に表現してくれていたように思います。
あんな嫁さんだったら、世界のどこまででも行って必ず見つけたいと旦那さんである周作さんでなくても思うでしょう。
他の役者さんもきちんと脇を固めており、視聴者はドラマに没入できると思います。
現代に合うように?同世代の嫁を2人追加する設定にするなど、すずさんにとっては、すこし心の拠り所ができる状況になったのは、見ていて安心しました。
ただ、現代のパートは余計だったかなと感じました。
全般的に、涙腺が弱い人は、思わず泣いてしまう場面も多くありますので、誰もいない場所で視聴することをおすすめします。
松本穂香さん主演の【この世界の片隅に】は、2020年1月現在、Amazonプライムで視聴できますので、ぜひ、ご覧になってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。