田村淳が大学をやめて大学院入学で批判コメント殺到!なぜ?

タレントの田村淳さん。少し前に青山学院大学を受験、失敗したあと、今年の4月から慶応義塾大学大学院のメディアデザイン研究科(KMD)で大学院生になったとのことです。このことを知ったネット上の大衆から批判コメントが殺到したという件について書いてみます。

写真はイメージです

田村淳のプロフィール

田村さんを知らない人もいらっしゃると思いますので、Wikipediaからプロフィールを引用しておきます。

田村 淳(たむら あつし、1973年12月4日 – )は、日本のお笑いタレント、司会者、作家。ロンドンブーツ1号2号のボケ担当だが、近年はツッコミ担当をしている。淳本人は著書の中で「僕はもうネタ見せをする事も、舞台に上がることもないので芸人ではなくなった。」と述べている。相方・田村亮とは同じ姓だが、血縁関係はない。身長167センチメートル、体重56キログラム[1]。山口県下関市彦島出身。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に在学中。吉本興業所属。株式会社がちキャラ取締役会長。

Wikipediaより引用

日本の大学・大学院のいままで

日本では、大学へは、入学したらよほど怠けるかしない限りほぼ卒業できます。少なくとも私管理人が大学へ通っていた数十年前はそうでした。『大学は社会に出るまでの猶予期間だ。遊べ!』なんて周囲から言われましたね。

一流大学を卒業すれば、○○大学卒の肩書のようなものが手に入り、それで大企業などに入って将来は約束されたも同然・・。ほんの少し前まで、このような人生設計のもと、一流と呼ばれる大学に入ることがすべて、みたいな風潮でずっとやってきました。
今の学生を取り巻く状況がどうかは詳しくは知りませんが、変わった!なんて話もあまり聞きませんので、以前のままのあり方を継承しているのでしょう。

そして大学院は、大学を卒業した人がもっと勉強を深めるために行くところ、というものが一般的な認識であろうと思います。

日本と世界の大学(院)のちがい

世界を見渡すと、こんなシステムになっている国は日本くらいだと聞いたことがあります。

教授や講師の方には申し訳ないですけれど、実際、日本の今までのやり方では、大学の授業というものはあってなきのごとし、でした。

社会システムがそうなっているので、仕方がないといえばそうなんですが。

もちろんちゃんと勉強している人もいましたし、現在もいるでしょう。

でもそれが大多数ではない。

高校まで、もしくは浪人の受験勉強によることで大学への切符を手にし、あとはまああるていど普通にやっていれば卒業はできるわけですから。

あえて勉強をする必要はあまりなかったわけです。

もちろん、スポーツ推薦などの一定の学力水準を基準にしていない入学の仕方をした人は周りについていけずに苦しむこともあるでしょうが、それは少数だと思われるのでここでは省きます。

話を戻します。

高校卒業後、大学へ進学したのにも関わらず勉強しないでいても問題ない状況が生み出すこと。

このことによって、日本の大学の授業は形骸化してしまうし、高校までの世界トップレベルの学力も大学で勉強を続けないから個々のレベルが落ちてしまう。日本という国にとっても、すごくもったいないことだと思います。

日本以外の国では、大学に入るのはそれほど難しくない、でも卒業するのが難しい。なぜならかなり勉強しなければ単位が取れないからです。

日本は、少子化で国力が落ちていきかけているのだから、教育の部分で立て直しを図り世界で伍していくだけの力をつけて行きたいものです。

日本の大学のこれから

世界と日本という関係でみても、大学や大学院を、本来の勉強する場、と捉えて、実践する人たちが増えることは素晴らしいと思います。
大学側も、学びたい人々にむけて情報提供をし広く門戸を広げるべきだと思います。

実際問題、冒頭に述べた一流大学、一流企業、定年という図式はすでに崩れかけているわけですから。

田村淳の行動

田村淳さんという社会的にもある程度影響力がある人勉強する姿勢を見せ、行動をすることによって、一般の人たちや学生を受け入れる会社などの意識が変われば、社会の意識も変わっていくと思います。結果的に、一石を投じる行動でしょう。

それに対する周囲の反応

ただ、今までのやり方を良しとしている人々は、称賛しなかったわけです。
田村さんのアウトロー的で王道ではない道筋が反感を買った形でしょう。

田村さんを批判している人達は、なぜ批判しているのでしょう。

受験勉強を経由しない入学方法により、大学のブランドが貶められた気分になるから、でしょうか?

もしそれで大学ブランドが下がるのであれば、責められるべきは、受験した田村さんではなく、そういった形で門戸を開放している大学でしょう。

大学ってそもそも何なのでしょうか。

大学・大学院は本来何をするところ?

では大学・大学院は本来どういったものなのでしょう。

大学・・
大学は、学術研究および教育における高等教育機関である。 日本の現在の学校教育制度では、高等学校もしくは中等教育学校卒業者、通常の課程による12年の特別教育を修了した者、またはこれと同等以上の学力を有する者を対象に専門的な高等教育を行うものとされている。学生の教育課程と修了要件の充足に応じて学位の学位授与を行う。

Wikipedia

大学院・・
大学院とは、高等教育にて優秀な成績評価を取得した者を対象として、上級学位を付与する機関である。国際標準教育分類ではレベル7と8に分類される。「修士課程」「専門職学位課程」「博士課程」がある。

Wikipedia

大学と大学院の関係


大学院は大学を卒業した人が行けるものと勘違いしがちです。一般的にはそういうルートになっていることが多いと思われますから。

しかし、そんなことはありません。

高卒の人が大学院に行く、研究室を持つ例はあります。


もとプロ野球選手の桑田真澄氏は、高卒で早稲田大学大学院を受験して合格しています。

さかなクンは高校卒業後、東京海洋大学を受験し叶いませんでしたが、今やその東京海洋大学の名誉博士、客員准教授です。

桑田さんの話が出てきたので、当時の記事を引用します。

2009年にもとプロ野球選手の桑田真澄氏が早稲田大学大学院に入学が決まった際に巻き起こった論争に対して、大学の広報課が出したコメントです。

引用「世間的に有名だからいいわけではありません。(桑田さんらの合格は)あらかじめ決まっていたわけではなく、厳正に選考した結果です。高卒で入学させたからといって、大学教育のレベルが落ちるということもありません。入った後に、どんな研究をするかということの方が大事だからです」

引用「高卒で大学院受かるのか」 桑田合格で早大に質問相次ぐ

大学や、大学院は、高等教育を学びたい人たちのために学びの場を提供する機関です。

学校の勉強みたいなものでなくても、生きていく上でいくつになっても多かれ少なかれ勉強はするものです。

まとまった時間やお金をさける人にとっては、大学や大学院で勉強するというのは環境が整っている分とても効率的ですし、周囲も同じ目的を持っている人達が多いので悩みなどを共有化しやすいと思います。

大学(院)は学びたい人のために学ぶ環境を提供する場所である。それを学びたい人が心置きなく享受でき、それを心から応援できるような柔軟な社会になってほしいと思います。

まとめ

大学院に行って学ぼうという田村さんの行動は称賛に値する
大学は学びたい人たちのためのところという本来のあり方をより目指してほしい

最後までお読みいただきありがとうございました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク