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ラモス瑠偉の現在は?ビーチサッカーってどういうもの?

  • 2019年11月28日
  • 2019年12月5日
  • スポーツ
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ラモス瑠偉さん。ブラジル出身で今は日本に帰化した元サッカー選手です。細身の身体から発するプレーやアツい言葉に鼓舞されたひとも多かったのではないでしょうか。そんなラモス瑠偉さんの今をしらべてみました。

ラモス瑠偉のプロフィール

 ラモス 瑠偉(ラモス ルイ、Ramos Ruy、1957年2月9日 – )は、ブラジル・リオデジャネイロ出身の元サッカー選手、サッカー指導者(JFA 公認S級コーチ)、フットサル選手、タレントである。1989年に日本に帰化。長男はサッカー指導者のラモス・ファビアノ。長女は歌手のFABiANA。

ブラジル名はRuy Gonçalves Ramos Sobrinho(ルイ(フイ)・ゴンサゥヴェス・ラモス(ハモス)・ソブリニョ)。愛称の「カリオカ」は「リオっ子」という意味で出身地に由来する。「36歳85日」の日本代表最年長得点記録(2018年時点)を持つ。

還暦を過ぎても元気なラモス瑠偉さんですが、今は、ビーチサッカーの日本代表監督になっていました。

ビーチサッカーとは

ラモス瑠偉さんが監督に就任したビーチサッカーはどんな競技なのでしょう。

ビーチサッカーは、サッカーの一種で砂浜で行うものです。そのままですね。

ビーチサッカーはもともとブラジルで始まりました。海外では有名なサッカー選手がビーチサッカーに転向することも多くあり、このことがビーチサッカーの普及の原動力になっているとも言われています。

基本的なルールは11人制のサッカーと変わりません。ただ、フィールドの大きさや試合の時間、プライヤー数などに違いがあります。

サッカーの試合は1チーム11人で行われますが、ビーチサッカーは1チーム5人で行われます。ビーチサッカーの試合時間は、12分×3ピリオドで行われます。

フィールドの広さは縦37m×横28mで、一般的なサッカーのコートに比べて面積は約1/7であり、やや正方形のような形をしています。テレビで見ると、画面の移動がほとんどなく、少し伸ばせば反対側のゴールまで見渡せてしまいます。

また、選手交代の回数に制限はありません。このことが11人制のサッカーを体力の衰えで引退した高齢の往年のスター選手が活躍する理由にもなっています。ビーチサッカーはサッカー選手の受け入れ先にもなっています。

ビーチサッカーの歴史

ブラジルを発祥とし、世界各地でレクリエーションとして長年親しまれてきたビーチサッカーは、1992年、アメリカ、ロサンゼルスにおいて統一ルールを設ける試みがなされ、その次の夏にはマイアミビーチにおいてアメリカ・ブラジル・アルゼンチン・イタリアが参加した初めてのプロによるビーチサッカーの国際大会が開催された。

制度化されたのは1992年ということですから、最近です。その後、プロ化され、世界選手権が開催され、ワールドカップへとなっていくのです。

最初のプロビーチサッカーツアーは、2年かけて南アメリカ、アジア、ヨーロッパ、そしてアメリカ合衆国の各地で60試合を行うもので、これを受けて1998年にはヨーロッパで欧州プロビーチサッカーリーグ(EPBSL、ユーロBSリーグ)が創設された。ユーロBSリーグは世界最大規模のビーチサッカーのプロツアーへと成長した。

1995年以降10回にわたって開かれていたビーチサッカーの世界選手権は、2005年から国際サッカー連盟主催のFIFAビーチサッカー・ワールドカップとなった。

Wikipedia

日本代表ワールドカップでの戦績

では日本代表のワールドカップの戦績はどうでしょう。

第1回FIFAビーチサッカーワールドカップ

 FIFAビーチサッカーワールドカップ

• 2005年 – 4位

• 2006年 – ベスト8

• 2007年 – 1次ラウンド敗退

• 2008年 – 1次ラウンド敗退

• 2009年 – ベスト8

• 2011年 – 1次ラウンド敗退

• 2013年 – ベスト8

• 2015年 – ベスト8

• 2017年 – グループステージ敗退

初回大会はなんと4位なんですね。これは驚きました。Wikipediaにまとめがありましたのでそのまま引用します。

日本からは国際サッカー連盟からのワールドカップへの招待を受け、急遽、日本サッカー協会は、1997年ビーチサッカー世界選手権に出場経験のあり、国際経験のある著名な元Jリーグ選手であるラモス瑠偉を監督とし、12人の代表選手を選考した上で、日本代表選手を決定した。日本代表は沖縄県における2泊3日の強化合宿をしただけで、大会に臨んだ。関係者の間でも決勝リーグ進出さえ厳しいとの見方がある中で、日本代表は予選を突破し、さらに準々決勝でウルグアイに4-3で逆転勝ちし、ベスト4入りを果たすという大快挙だった。ちなみに、国際サッカー連盟の公式ホームページには、「部外者である日本が準決勝に進出した」などという記事が掲載された。この日本代表の活躍で、日本においてもビーチサッカーの知名度は上がった。

Wikipedia

ラモス瑠偉のワールドカップについてのコメント

――ワールドカップでの目標は、どこに設定していますか。
冗談抜きで、決勝に行きたいです。今は世界中で、本当にみんなが力を入れている。ブラジル、スペイン、ロシア、ポルトガル、イタリア、スイス、ウクライナ、イラン、タヒチ。どこも強いです。ただ、W杯決勝に行くのは夢じゃないと思っています。私の夢はブラジルに勝って世界一になること。今のメンバーだったらきっとできます。

引用「世界を驚かせてみせる」。ラモス瑠偉監督はビーチサッカーで世界一を目指す。

いまワールドカップがパラグアイで行われています。

日本代表の、そしてラモス瑠偉監督のアツい戦いに期待しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。